台北旅行(5)

北投温泉の露天風呂ですっきりして、宿泊先のホテル、『Taipei Metro Stay – Shihlin Stay (台北捷运住宿 – 士林住宿)』に向かいました。

MTR淡水線の士林(シーリン)駅のすぐ近くとネットでは書かれていて、Googleのマップが埋め込まれていてすぐにわかると思いましたが、駅前にはホテルらしき建物は無く、迷ってしまいました。

Shilin_map(赤いベッドのマークがホテルの位置です。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぐるっと周辺を歩いて探しましたが、やはりホテルらしき建物はありません。再度Googleマップを見ると、この看板に『士林桜』黒い扉の所がホテルのようでした。また看板の横にインターホンがありそこからホテルの係りの人に連絡をとり、数分後に来てくれました。 左隣は洋服店、右は中華まんじゅう店でした。

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士林駅を降りて、淡水方面に駅前の高架下を歩いて2分ほどで、中正路(道路)の信号に出ます、信号を渡れば歯科医院、その右が婦人服店、その隣がホテルの入り口でした。 歯科医院の右隣の茶色の建物がホテル、ホテルと言っても3階建てだったので良く解らなかったし、看板も出ていないので解りませんでした。

ホテルにチェックインして、2泊3日のホテル代、約14000円を支払いました。 建物には宿泊の部屋が5室ほどあるだけで、受付の人も誰もいないのにはちょっと驚きました。ホテルの出井入りは、入口のドアの暗証番号と部屋のセキュリティカードキーのみで出入りします。

重たい荷物を持って歩きまわったのと、暑さと蒸し暑さとで、服はずぶぬれ状態でした。 とりあえず着替えました。この時期の服装はほんとにTシャツぐらいで十分です。

ホテルに着く直前から夕立があったのですが、1時間ほどで雨は止んだので、士林夜市に向かいます。

持参したiPadのGoogleMapで確認すると、ひとつ隣の駅『剣潭駅』が近いのですが、歩いても10分ほどななので歩いて行きました。 台北市内では自家用車やバス、タクシー以外にとても数が多いのがオートバイ(スクーター)です。 お父さんがバイクの運転、お母さんが後ろに座ってその真ん中に子供をサンドイッチして乗っています、でも、とてもマナー良く走っていて、クラクションを鳴らすこともなく走っています。

かなりのバイクの数なので、道路わきにはバイク用の駐車スペースがよくあります。 びっしりと隙間なく駐車しているのは、マナーやルールを守っているということですね。

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士林駅から士林夜市までの簡単な地図ですが、途中、ガイド用の地図がありました。
左下あたり、トイレのマークのたくさんある一帯で夜市が出ています。

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夜市に近づいてくると、徐々に人が多くなってきました。

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露店には、雑貨品やアクセサリー、鶏のから揚げ、串焼き、海鮮鍋、果物、クレープ、ケーキなど、金魚すくい、輪投げ、射的、スマートボール、マージャン牌の暗牌で決まったところに並べるゲームなど色々と大人も子供も楽しめる夜店がすごくたくさん有りました。

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歩き疲れたので夜市の中に有ったマッサージ店『飛来発』で足底マッサージ、30分400元を10%割引と言うことで360元でしてもらいました。 マッサージは専用のいすに座って、足元には備え付けの足浴ように小さな浴槽があり蛇口をひねれば温水が出る仕組みになっています。 私をマッサージしてくれたのはスキンヘッドのいかついマッチョの兄ちゃんで、中国語で話しかけると、今年の冬に北海道へ旅行して、スキーもしたそうです。台湾の人には北海道は人気があり飛行機の直行便もでているようです。帰り際に名刺をもらいました。ニックネームは『光頭』だそうで、笑ってしまいました。

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重たい足も軽くなり、お腹もすいたので、晩ごはんを食べました。 途中の屋台でアスパラのベーコン巻の串焼きを食べたのですが、別の店で臭豆腐、天ぷら、肉入りごはんを食べました。 全部で115元(約400円)、臭豆腐はさほど臭みもなく食べられます。天婦羅は魚のすり身の天婦羅、これも美味しかったです、肉入りごはんは、筋肉の炊いたのを上に掛けてあるシンプルなどんぶり、これも美味しかった。公用市場付近。

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食事の後は、ぶらぶらと歩いていると慈諴宮が有りました。

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「士林慈諴宮」はまたの名を「士林媽祖廟」と呼ばれ、天上聖母を主神に祭っています。有名な士林夜市の中に位置します。士林慈諴宮の前身は1796年(清朝嘉慶元年)に何錦堂が土地を献上し建てた廟で、当時は「天后宮」と呼ばれていました。1895年(咸豊9年)に漳州人と泉州人の争いが発生し、芝蘭街が火に呑まれると、天后宮も姿形を失いました。街が壊滅された後、土地の名士である潘永清は場所を移して新しい街を再建することにしました。多くの住民の賛同が得られ、下樹林に新しい街を建設。これが士林の新市街になりました。そして、街の中央に廟が設けられ、これが現在の慈諴宮となりました。

慈諴宮は両殿と二つの回廊、二つの護龍が平面的に配置された廟で、5つの天井を形成しています。両殿の間にある過水廊によって護龍は繋がっており、典型的な閩南式建築の廟です。一列目の三川殿の屋根は「歇山重簷式」が取り入れら、先が反り上がった屋根で、一般的には「太子樓」形式と言われています。正殿中門の単蟠龍八角柱は光緒年間に建てられたもので、左右の麒麟は1828年の作品です。門上の宮娥および門神の尉遲宮や秦淑寶の彩色画は、職人によって精緻に描かれています。
http://www.taipeitravel.net/jp/