なら燈花会と東大寺二月堂

お盆はいつも地元で過ごします。 遠くにでかけると交通渋滞や人が多くて疲れます。

毎年8月の初旬からお盆までは奈良公園の数カ所で『なら燈花会』が開催されます。東大寺の近くの春日野園地、広い芝生の広場、奈良駅から一番遠いので人も少ないのでお勧めします。

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東大寺の南大門、大仏殿の入り口には金剛力士像が二体両脇に立っています。

『阿吽の呼吸』で知られているように「あ」と言って立っている像、「ん」と口を閉じている像です。
阿形像、1203年(建仁3年)像造、大仏師運慶作。吽形像、大仏師定覚および湛慶作。
阿吽(あうん、サンスクリット語)は仏教の呪文の1つ。阿は口を開いて最初に出す音、吽は口を閉じて出す最後の音であり、そこから、それぞれ宇宙の始まりと終わりを表す言葉とされたそうです。

東大寺大仏殿前から二月堂への参詣道があります。こちらはひっそりとして静かな参道が杉林の中に続きます。 二月堂は3月のお水取りの行事で賑わいますがこの時期は日中でも人が少なくて奈良の良さを楽しめます。夜の二月堂も行灯が綺麗です、遠くに奈良市内の夜景もみえます。