8月8日の『十穴祭』で、平松悟さんが当日のゲストハーピストのこにしさんとお話をされていたことたことなのですが:
「はもにかが上達したと思えるきっかけは何か。 それは僕もそうですけれど、 人前で演奏するようになってからだと思うんですね。平松さん談。」
私のハモニカの大先輩のこにしすすむさんがこれを聴いて思われたことですが。;
『一人で吹いてそれを楽しむのを別とすれば、どんな楽器でも、誰かに「聞いてもらって、なんぼ」の世界です。
では、どれくらい練習すれば、人前で演奏できるようになるのか?
その答えは、「人前で演奏することによってしか、人前で演奏できるようにならない」、ということなんだろうと思います。』
確かに私もそのように思います。最初から人前でうまく吹ける人なんているはずがないと思います。
目標が有名ハーピストであったとしても、あなたの実力はどうでしょう?その1%でも実力があるでしょうか?
もし、ライブが出来たとしても、初心者なのでギャラをもらって演奏したりはしないでしょう。
ほとんどの場合お金払ってブルースセッションなどに参加ということが多いでしょう。 当然プロ奏者ではないのだし、お金を貰って演奏することはまずないということです。
ようする、演奏が上手でなくても、お金を頂かないのだから、うまく演奏が出来なくても許していただけるということなのですね。 これを思えば、気楽に人前で吹けるのではないのでしょうか?
私の人前での初体験:
ハモニカ教室の中での発表会やクラスの中での演奏は別として、私の人前での経験です。
なぜか路上ライブで吹くことに:
ブルースハープを始めて1年ちょっとの時分ですが、大阪駅の陸橋を阪急百貨店の入口の方へ降りたところでの師匠・ソーボクさんの路上ライブでした。もちろん師匠の路上ライブを観に行ったのですが、ご本人二日酔いで演奏途中で気分が
悪くなり私に『おかさん、ちょと代わりに吹いて!』と言われてしまいました。 まだハモニカも1番から6番まで右から左へ、左から右への適当なアドリブの実力でした、交代して演奏を始めてすぐに、タイミングよく曽根崎警察の婦人警官につかまり、始末書となりました。
全責任はお師匠はんが取るということで、曽根崎警察までは連れて行かれませんでしたが、これで度胸が付いたかもわかりません。 また、通行人がいましたが、聴いてもらってたわけではなかったのですが、公共の屋外ということで相当緊張しました。
セッションデビュー:
その後、恐れ知らずの度胸で、塚本のハウリンバーの第一金曜日のブルースセッションに参加しました。今から思い返せば、セッションでは、曲のキーを聴いて、自分の出番の2コーラスのソロをがむしゃらに吹きました。周りの音はまったく聴こえず、またハーモニカのアンプの音量のレベルも判らず、『あまり、ハーモニカの音が聞こえなかったよ』とかよく言われました。
路上ライブの時に、師匠から『代わりに吹いて!』を『とんでもない、無理です!!』と言っていたら?
セッションに参加しようと思わなかったら?
人前で吹くことのチャンスはきっと少なかっただろうと思います。 吹く前のすごい緊張感、吹いているときに上がるテンション、その後の不思議な爽快感、アドレナリンがたっぷり出た後のそう快感なのかもわかりませんね。
この年は、ほぼ毎週ある師匠の路上ライブに行って、たまに吹かせてもらったり、ほぼ毎週末にどこかのブルースセッションに行きました。 毎回、人前での演奏は緊張はしましましたが、半年ぐらい経って徐々に周りの奏者、ドラム、ベース、ギターなどの音が聴こえるようになりました。
そのうちに、人前で演奏すると聴いている人が私のハモニカを聴いて何かを感じているということが判りました。こちらが一生懸命演奏していれば、何かが伝わるのですね。こちらの緊張が、相手にも伝わっていただけなのかも判りませんが。
だらだらと書いてしまいましたが、『人前で演奏をする!』はブルースハープ上達の近道であるように思います。
最近のコメント